マナー違反になるNGな言葉遣い

看護師のための敬語講座

正しい言葉遣いと適正な敬語を使えるようになってキャリア転職を目指す

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覚えておきたいNGな言葉遣い

自分は正しい言葉を使用しているつもりでも、その言葉を受け取る相手がどう捉えるかを理解、判断したうえで言葉を使用しないと誤解を与える事になります。立場を間違えた敬語を使用すると目上の人に対してとても偉そうな感じになってしまいますし、アルバイト言葉を使用していると相手への敬意が感じられず失礼な対応になってしまいます。また「すみません」等の複数の言葉を使用すると必ずしも相手に正しく理解されない事もあります。正しい敬語と使い方について学びましょう。

立場を間違えた言葉遣いはNG

よく立場を間違って使用される言葉遣いに「ご苦労様」があります。相手に対してねぎらいの意味を込めて使用されているとは思いますが「ご苦労」というのは、そもそも上司などの目上の人が、部下などの自分よりも目下の人の労をねぎらってかける言葉です。ですから、もしあなたが上司に向かって「ご苦労様でした」など使用しているのであれば大変偉そうな感じになってしまいます。目上の人に対してこのような言葉を使用するのであれば、「お疲れ様でした」や「お疲れ様です」などという言葉になります。 続きをみる

立場を間違えた言葉遣いはNG

アルバイト言葉に慣れてはいけない

コンビニ等でよく聞かれるアルバイト言葉。使う人が多いので特に問題はないと思う人もいるかもしれません。ですが、若い世代がよく使う一種の若者方言なのです。このため職場で使用していると不快に思われてしまいます。例えば「~で、よろしかったでしょうか」は直前の行為に対して「よろしかった」と過去形にしてしまうのは問題です。正解は「よろしいでしょうか」です。相手への敬意とアルバイト言葉を使わないという強い意志を持ち正しい接客マナーを身につけましょう。 続きをみる

アルバイト言葉に慣れてはいけない

複数の意味を持つ言葉は使用しない

言葉の間違いは相手にマイナスの印象を与えてしまいます。だからこそ、最低限のルールを学んでおき正しいかどうか微妙な言葉は、別の言葉に言い換えるなどの工夫がビジネスシーンでは求められます。例えば「どうも」という言葉は、あいさつの「どうも」であれば「こんにちは」等、お礼の「どうも」であれば「ありがとうございます」になります。個人によって捉え方にも差はありますが、やはり相手を敬うという気持ちがビジネスマナーの基本である以上、相手に誤解を与えない言葉を使用するのも大切なマナーの一つです。 続きをみる

複数の意味を持つ言葉は使用しない

幼児語や幼児扱いはNG

認知症の患者さんや体の自由がきかない患者さんを赤ちゃんのように扱い、幼児語で話しかける看護師が増えています。例え親しみやすさを出すための言動でも、バカにされたと不快に感じる患者さんもいるため注意が必要です。患者さんに余計なストレスを与えないよう、誰に対しても平等に接し、丁寧な言葉遣いで話しかけることが大事です。患者さんやその家族が実際に不快に感じた経験談を参考に、適切な接し方をしっかりと身につけましょう。 続きをみる

幼児語や幼児扱いはNG